鍼灸えにしのブログ

自分を大切にするために 心に届けハリの力 心に届け灸の温もり

衰えるのはカラダだけじゃない😣


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最近

自分の感情の何かが変化している気がして

例えば

このブログ

ブログを始める前は

ホームページのコラムをブログの代わりにコツコツ書いていたのに

前のようにブログを書こうという気持ちになかなかなれず

気が付けば1ヶ月全く投稿なし

 

書きたい事が無いわけじゃないのに

まとめることにめちゃくちゃエネルギーを必要とする😓

 

あとは

努めて気持ちを平らにと思っているのに

少しのことで気持ちが波立つ

 

バセドウ病になった時

更年期のピークだった時

 

その頃に比べたらましだけど

かなり短気な私がいて

イライラしているのを悟られないようすればするほど小さくイライラ

 

気持ちを静めるのも

若い頃なら単純に楽しいことがあったり

美味しい物を食べたりすれば直ぐに気持ちを戻せたのに

少しの良いこと位じゃ気持ちは静まらず

嫌なことを平気で1週間位引きずったり

 

ドキドキワクワクとか

キュンとするとか

ときめくとか

そんな感情が頭から抜け落ちた残念な感じ

 

とにかく新しく何かを始めるのに

莫大な感情のエネルギーを必要とする感覚

 

そんな時に

感情も老化することを知って

早速本も購入

最初にあった

「感情老化度テスト」では見事なまでに

老化している自分を知りました😱

本を読み進めて

書いてある内容は納得することばかり

 

仕事だって頑張りたい

年齢を重ねているけど、出来れば明るい未来を想像したい

いろいろ諦めてしまうにはまだ早い

回復する手立てがあるなら

努力しなくては

と、若干焦りを感じています

 

40代から60代くらいの方を

「思秋期」と呼ぶのだそうだけど

自分がその真っ只中にいて

たくさんのカラダの変化

とくにホルモンや自律神経のバランスが崩れ

それに向き合うだけでもたいへんなのに

感情まで老化したら老け込むばかり

 

いろいろな年代の方のケアをさせていただく立場としては

ここでなんとか「感情老化」を食い止めて

素敵に歳を重ねようと誓う私でした😆

 

なんとなく感情の変化を感じている

「思秋期」世代の皆さま

感情老化を防いで素敵な人生を過ごしたいですね。

 

8月31日『二日灸の日』

今年二回目の貴重な『二日灸』の日が

明日、8月31日です。

半年間の無病息災を願いお灸をすると

効果が通常の2倍になるという特別な一日


f:id:shinkyu_enishi:20190830094208j:image近くにいると良い香りがします

 

 

新潟県はもぐさの原料である

ヨモギの有名な生産地なんです

そして、最高級のもぐさを製造する会社も新潟県にあります

画像のもぐさは新潟産の非売品最高級もぐさ

製造している方もその方が製造をやめたら最高級もぐさは終わってしまうという貴重な物です

そんな貴重なもぐさを作っているのが新潟県だということを

私も鍼灸師になるまで知りませんでした

 

ヨモギの生産量も多く、最高級もぐさも作っている新潟ですが、「お灸」そのものは浸透しているとは言いにくく

お灸をしたことのある人の方が少ないのでは?

特に若い方はなおさら

お灸って?くらいの認知度ではないかと感じます

あまりオシャレでもインスタ映えもしないかもしれない「お灸」

それでもなかなか役に立つ物なので一度試して欲しいと心から願います🙏

 

冷え性や生理痛

妊活中、妊娠中

肩こり腰痛、膝痛

自律神経の安定

睡眠の質の向上

体力の向上

美肌、リフトアップ

などなど

めちゃくちゃ使える事がたくさん!

興味があるけど使い方がわからないという皆さまにはお灸教室も受付ています

楽しみながら自分に使えるツボを覚えていただけます

マンツーマンでもOK

ご興味のある方はご予約お待ちしています

 

いつでも取り入れて欲しいお灸ですが、

2019年8月31日は特別な一日

是非お灸をお試しください😊

旧暦で数えるので、毎年日にちは変わります。

妊婦さんに優しい鍼灸を目指して


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ある講習会で画像の本の著者の先生と知り合い

あれよあれよという間に

鍼灸で妊婦さんの周産期ケアをする方法を

来年の助産師さんの学会で

鍼灸を認知してもらうための活動をするグループに入ることになり


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どこの会にも所属していない私が

新潟県鍼灸マッサージ師会の方に混ざって

周産期ケアの勉強を始めました

 

初回は新潟市民病院産婦人科医師の基調講演からスタート

なんとなく知ってはいたものの

医師数の少ない新潟県の中でも

産婦人科医が全国で一番少ないのが

新潟県という現実を知りました

 

出産をするにも病院が無い

特に市街地以外ではお腹の大きな妊婦さんが、離れた病院に通わなくてはならない現実

妊娠、出産をすることが普通の事ではなくなっているのが現状なのです

 

そんな現実の中で

鍼灸師が出来る事

それを学び、妊婦さんの心やカラダのケアの安全にお手伝いするため

医学的な知識、基本的な妊婦さんへの対応を学ぶことからスタート

 

まずは妊婦さん体験

体験キットを装着し

いろいろな動作をして

どのくらい動くのがたいへんなのか

どんなサポートを必要とするのか

 


f:id:shinkyu_enishi:20190827182324j:imageあと数年で還暦の妊婦体験



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赤ちゃんの触診を体験するキットを使って

赤ちゃんの位置をチェックする練習

 

このキットはお腹をめくると赤ちゃんが入っていて、頭や背中の向きを感覚的に理解する練習になります。

赤ちゃんの心音もします

とはいえ、本当の妊婦さんに触れると

同じお腹はありません

ハッキリ赤ちゃんの位置を確認出来る様になるのは経験しかないと思いました。

 

それでも普段出来ない体験をさせていただき

とても勉強になり

今現在ケアをさせていただいている妊婦さんへの接し方も見直す機会になりました

 

妊娠中に鍼灸と出合うのは

逆子治療の時がほとんどかと思います

逆子治療に来られる方も、逆子に悩まなければ鍼灸へ行こうと考える方は珍しいかもしれません

それもこれも鍼灸を受けると妊婦さんにどんなメリットがあるのか知る機会が無いからではないかと…

 

鍼灸は元気な時でもOK

年齢も幅広く

赤ちゃんからお年寄りまでOK

心のメンテナンスもカラダのメンテナンスも出来たりします

施術方法も多種多様

100人の鍼灸師がいたら100通りの施術方法があり

自分に合った鍼灸師を探すことも出来ます

妊娠中のカラダのの変化に合わせて施術が出来、ツワリの時もツワリを軽くするお灸などもあります。

 

周産期の勉強会はこれからも続きます

これからの勉強会も

妊婦さんが安心して施術を受けられるよう

そして

鍼灸を受けたことのない妊婦さんが1人でも多く鍼灸施術を受けてくださるよう

しっかり学びます💪

 

 

いつまで続く「更年期」

最近、手の指の関節が痛むことがあります。

リウマチではないだろうけど

今日は人差し指

昨日は小指とか

その日によって痛む場所が違います💦

病名で言うと

ヘバーデン結節?

ブシャール結節?

指の第一関節痛む日もあれば

第二関節が痛む日も

 

今までも「更年期の不定愁訴」をいろいろ体感してきました

今は関節痛が不定愁訴の1つです。

あと数カ月で閉経して10年

もうそろそろ不定愁訴オンパレードから脱出したい!

からだは慣れてるのかもしれないけど

私の心が未だ抗っているから症状が続くのかなと

結局自分を攻めてしまう日もあったりします😩

 

何度かコラムでも書きましたが

「更年期」の時期と期間は個人差がめちゃくちゃあります。

全員が同じ様にその時期を過ごすわけではありません。

昔より病気として認知されている様にも思いますが

未だに同じ女性同士でも受け取り方が違います。

イライラする心だって

好きでイライラする訳じゃなく

止められない、抑えられない

自分で自分を制御出来なくてツラかったりするんです

オバさん=イライラで簡単に片付けて欲しくない!

体調も悪く、精神的にも不安定

本人が1番ツライんです!

それがいつまで続くのかなわからないから

余計に不安から症状が重くなったりもします。

からだのダルさも若い頃とは全く違う

ダルイから休みたいと思っても睡眠障害も出たりで休まらない

数時間おきに目が覚める

トイレに起きる

日が昇ると目が覚める

これじゃぜんぜん休めません😩

 

まだまだお勤めしている方も多い世代

それ以外にも親の介護や家事全般

 

休みたくても休めない

そんな女性がたくさんいるのかもしれません。

 

動悸がすれば不安でさらに動悸

汗が止まらなければ焦ってより大汗

めまいでクラク

耳鳴りが気になる

肌は乾燥して痒くなったり

髪が抜けやすかったり

爪がもろくなったり

体重が増えて落ちなかったり

気持ちが沈んだり

深刻な状態だと

落ち込んで死にたくなったり

 

上げたら切りのない

様々な症状

たくさんの症状に個人差のある更年期

 

婦人科をはじめ

整形外科、循環器科、皮膚科、耳鼻科、心療内科

様々な病院を訪ね歩く方も少なくありません。

更年期の症状と見分けのつかない疾患が隠れている場合もあるので検査は大切ですが、

病院での治療と平行して「鍼灸」も選択肢の1つに入れて欲しいと思います

病院の診察時間より少しだけ長い時間の中で

施術をしながら休むも良し

話をして気分転換するも良し

なかなか理解されない症状を打ち明けるだけでも気持ちが楽になるかもしれません。

1人で抱えないでください。

 

今「更年期」でツラい思いをしている皆さんの症状が少しでも楽になります様に

ブログの中から応援しています😃

 

クルクル・ゆらゆら・ふわふわ

表現するならこんな言葉?

とにかく女性で困っている人の多い

「めまい」

 

東洋医学の世界では

今くらいの時期

梅雨時から夏にかけて症状が出やすくなると言われています。

なぜなら

「めまい」の原因となるカラダの中の「水」が悪さをする時期だから

「水滞」「湿邪」「水毒」と表現されています

 

とくに「めまい」に悩む更年期世代の皆さんは

からだの中でおこる水の問題だけでなく

「栄養不足」や「滋養力」が関係するので、ますます「めまい」に悩みやすくなります。

若い頃より疲れやすくなっていたり、胃腸の調子が悪かったり、下痢や便秘を繰り返すタイプは要注意。

疲れが溜まっているとさらに「めまい」が強くなることもあります。

ゆっくり休んでといっても

更年期世代は睡眠の質の変化もあり、グッスリ眠れないという悩みもあったりして、本当にセルフケアがたいへん!

それでもとにかく休息を大切に

食事は色の黒い食材を取り入れてエネルギーの充電をオススメします。

黒豆、黒ごま、海苔などです。

めまいがあり、むくみも感じている方は

「とうもろこしのヒゲ茶」などもオススメ

疲れると摂りたくなる「甘い物」はより症状を強くしたり、疲れを強く感じやすくしますので、できるだけ控えましょう🍰🍫🍩

水をたくさん飲みましょうという美容法もありますが、タイプによって飲み過ぎない方がよい人もいます。

 

同じ症状でも個人差があります。

症状は人と比較してもしょうがありません。

健康で過ごせる様に自分のからだは大切に。

大人になると寂しいって言えなくなる

年齢も性別も関係なく

人は「寂しい」という気持ちがあります。

寂しいといってもいろいろな寂しさがあるので、今回の寂しさは一時的ではなく

家族がいても

友達がたくさんいても

パートナーがいても

生活が豊かでも

お金があっても

仕事があっても

周りから楽しそうに見えても

心の奥底から湧き上がるような

「寂しさ」のお話です。

 

特に心の問題を抱えている人の中に

「寂しさ」が深く関わる人は多く

でも、その寂しさを自覚するのも難しく

自覚出来ても寂しさを埋めるのが

とてもとてもたいへん

気が付いている人も中にはいますが

無意識に何かの手段で「寂しさ」を埋める癖が付いている場合もたくさんあり

例えば

  • 買い物
  • アルコール
  • 過食
  • 恋愛

自分自身を含め周りにもいませんか?

 

他には

(全ての人ではありませんが)

  • ピアスの穴をたくさん開ける
  • タトゥー

深刻な状況だと

自傷行為オーバードーズ(薬の多量摂取)

 

自覚があればOKなんてとても言えず

無自覚の「寂しさ」を埋める形でさらに自分を苦しめている大人もいるのです。

大人だと、自分の稼いだお金を使って代替行為をすることが出来るため、周りも気が付きにくかったりします。

買い物依存症になっていても

「あの人いつもオシャレ」とか

「お金があるのね」とか

そんな感じで済まされちゃったりしますから

気が付きにくいのです

代替行為で埋めて、それでなんとか心を保てていればまだ少しは安心だけど、生活に影響してくるような時はそのままで良いとはいえません。早急に「寂しい」気持ちのケアが必要かもしれません。

 

じゃあ、その「寂しさ」の元はと言うと

子供の頃までさかのぼり

生育環境が関係してきて

理想は子供の頃に親からしっかりと安定した愛情をもらっていれば、大人になってから言葉に出来ない「寂しさ」に苛まれることなどないのに

残念ながら、心の成長ができる程の愛情をもらえず大人になる人も多いのが現実。

ただ、見た目は大人だし、人に相談しても

「寂しいくらいで」とか「みんな一緒だよ」とか「そんなことくらいで」みたいな言葉をもらうと余計自分の寂しさを圧し殺すことになってどんどんツラくなる。

そこで買い物に走ったり、ヤケ食いしたり…

寂しさを埋めるために代替行為などしないで

その人の抱える寂しさを理解してくれる人に出会って欲しいなと願ってしまいます。

 

大人になればなるほど、自分の生活でいっぱいになり、他人の心に寄り添う余裕を持つのはたいへん

だけど…

せめて自分の感じる「寂しさ」とは違う質の「寂しさ」を抱え、ツラく感じている大人も居ることを理解してもらえたら嬉しいなとふと思いブログに書いてみました。

 

もし、ご家族やお友達など

身近に「もしかして?」と感じる人がいたら

その人の気持ちを想像したり

自分に少し余裕がある時は、寄り添ってあげたり

心配な行動がある場合はその行動を攻めるのではなく、どうしてそうしたいのか聞く耳を持つとか、

深刻な場合は専門家に繋げてあげるのも大切です。

くれぐれも自分の価値観を押し付けないようにサポートして欲しいなと思います。

 

なんて書きながら、私自身、自分の価値観を押し付けそうになることを反省する日もあります。

 

鍼灸師の私が「心」の問題にふれるのには理由があって、

以外かもしれませんが

鍼灸しんきゅう」は心の元気回復のお手伝いにも役立つ施術があり、

はりもお灸も自律神経のバランスを整えたり、

お灸は

弘法大師の言葉で

『灸は身を焼くものにあらず心にあかりを灯すものなり』

という言葉があるくらい

少し疲れた心を温めることが出来たりします。

もし「寂しい」気持ちを温めたい時は

一度「鍼灸」をお試しください。

 

心の回復力には個人差がある

数日前

私は1人のお客様をとても傷付けました。

施術中も、施術後もそのお客様の苦痛を私は何も気付くことなく、無神経に振る舞っていたようです。

お客様は感じた不快感を

言葉で表現されました。

嫌な気持ちになっても

ただ黙って離れて行かれることの方が多い中

しっかり表現していただき

おかげで自分の振る舞いを振り返ることが出来たとともに、

人を傷付けていると結局自分を傷付けている結果になるという体験になりました。

その方の心を傷付けた重さをしっかり受け止めて、このブログを書いています。

 

生きていると

傷付けたり傷付いたり

避けては通れないこと誰しもあると思います。

自分の人生を振り返ると

今回に限らず

傷付けたことの方が多い人生だったと思います。

今となっては謝ることも出来ないので

自分を恥じるばかりです。

 

 

人をとても傷付けた今回の出来事で考えさせられたのが

「心の回復力」

心の回復力には個人差があります。

 

ツラい事があっても直ぐに心を立て直すことが出来る人

引きずりやすく、なかなか回復できない人

ずっと回復出来ない人

 

回復力の違いは

育った環境の影響が大きく

小さい頃から安定した愛情を受けて育ち

自分は愛される人間だとしっかり感じる心を持った人は回復が早く

逆に不安定な愛情の中で育った人の心の回復力はとても弱くなってしまいます。

安定した愛情の中で育つと回復する方法もたくさん持つことが出来て

不安定な愛情の中で育つと、回復させる方法を知らないか、とても下手です。

 

私自身、長く生きている中で回復力の低い方だと自覚しています。

衝撃を受けた時、自分で解決出来ずついつい人に解消してもらおうとしてしまったりします。

どんなにツラくても最終的には自分で自分を回復させなくてはいけない事を学んだのはかなり年を重ねてからで、今も強く衝撃を受けると人に解消してもらいそうになります。

そんな傷付くことに弱い私が人を傷付けたのですから言葉もでません。

 

そんな個人差のある心の回復力を高めるには努力が必要です。

それも自分で自分の心を回復させる努力です。

回復力の高い方は低い方のことがわからない

かもしれませんが、長く時間のかかる努力です。

 

1人1人の性格や考え方を知ると

心の回復力はどのくらいなのかなんとなくわかりますが、瞬間では判断出来ません。

誰も傷付ける事なく生きていけたらいいけれど、多分不可能

人はそれぞれ傷付くポイントが

性格、考え方、置かれた環境、立場などで違うから、

悪気が無くても傷付けることもあるかもしれません。

せめて心の回復力の違いだけでも理解出来たら人間関係が少しスムーズにいくのかもしれないですね。

 

無自覚で1人のお客様を傷付けた今回の出来事

その方の傷付いた心を考えると本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。お詫びをしても心の傷が癒える訳ではありませんから…

勝手な思いですが、

その方の心の回復力が高くあって欲しいと願うばかりです。

 

心の回復力を考えるほど、無意識に人を傷付けているという自分の姿を反省し、

人に寄り添う事の難しさを教えていただいた出来事

自分の未熟さを再確認しています。