鍼灸えにしのブログ

自分を大切にするために 心に届けハリの力 心に届け灸の温もり

2019年のまとめ


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早いもので

2019年も今日で終わり

不思議と年末感がありません。

 

とはいえ

頭の中は今年1年間の出来事や思いが

クルクルと巡っています

 

私にとっての1年は

苦手な事にチャレンジせざるを得ない状況が続き、

時々フリーズしそうな時や

気持ちに余裕が無くなり

仕事でも個人的感情が出ることも多く

それによって切ない思いもしました。

 

成長したいと努力をしても

なかなか成長するのは難しい

 

ブログも月1回アップするレベルなうえ

読み返してみると

読んで欲しいと言うより

「私をわかって」

と必死に訴えているだけで

思わず笑ってしまいました😂

それだけ成長していない証拠

それが私なんですけど😳

ダメな自分を認めなければ成長出来ないし

成長途上だからこそ学ぶ事も多く

学ぶために素敵なお客様と巡りあっているのだと、これだけは確信しています。

 

人と巡り会うのは

そこに学びがあること

 

今年もたくさん学ばせていただきました

本当にありがとうございます🙇

 

苦手なSNS(ブログも含め)

昨日はInstagramも始めました

写真を撮られること、撮ることも大の苦手で

拒否しまくっていましたが

少しずつチャレンジしていきたいと思っています。

全くインスタ映えしない、非リア充の投稿になりそうですが

大きな心でお付き合いください。

 

2019年本当にありがとうございました

来年も「鍼灸えにし」を宜しくお願い致します😊

皆さまの新しい年が素敵な年になりますように✨✨✨✨✨

会食恐怖症を知っていますか?

今まで誰にも言わず過ごしてきた

いや、言えなかった

私が抱える困った症状

「会食恐怖症」

 

最近ネットで同じ悩みを抱える方の話を読んで、思い切って話す勇気が出ました😌

 


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まず、会食恐怖症とは?ですが

 

会食恐怖症とは

誰かとご飯を食べることに対して強い不安を感じ、次第にその不安を避けようとすることで、友人関係、恋愛、仕事などでなんらかの支障が出てしまい、本来あるべき健全な社会生活が脅かされている状態が半年以上続く場合を指し、社交不安障害、精神疾患の1つともされています。

 

生まれつきというよりは後天的な問題とされています。

 

会食恐怖症も細かく分けるといろいろなタイプに分けられるのですが、

 

大きく分けると

「周りに合わせなきゃタイプ」

「吐いたらどうしようタイプ」

「見られるのが嫌だタイプ」

に分けられ

 

私は、合わせなきゃと、

吐いたらどうしよう?が「お腹が痛くなったらどうしよう」の混合型

 

そもそも、この症状を感じるきっかけは

過敏性腸症候群(IBS)という疾患を抱えていたからです。

今は過敏性腸症候群という病名がつきましたが、私が発症した頃は病名がつかず

原因不明のまま、入退院を繰り返し、

お薬も下痢止めや整腸剤、鎮痛鎮痙剤などを使ってなんとか一時的に症状を抑えるくらいしか出来ず

ツラい日々を何十年も過ごしてきました。

お勤めしていた時は

お腹が痛くなる(急に下痢になる)ことが不安で、

仕事中ほとんど食事を口にせず過ごすようにしていました

それでも

会食という場や、人と食事をする機会は避けられず、そんな時は食べているフリをしてやり過ごすことがほとんど

 

上手くやり過ごすことが出来ればよいのですが、そうはいかない時も必ずあり

そんな時

会食恐怖症の症状が出ていました

 

その症状は

吐き気

動悸

嚥下障害

顔面蒼白

緘黙(黙り込む)

発汗

震え

などなど…

その症状はいきなり襲ってきます

 

それでも無理して食べようとすると

飲み込むことも吐くことも出来なくなり

倒れるのではと感じ

そんな状態なのに、人に悟られたくなくて

我慢すればするほど切羽詰まって

パニック状態に

 

会社勤めではなくなった今も

会食恐怖症は治っておらず

食事に誘ってもらって嬉しいのに

症状がでる不安を考えて

「行きましょう!」と気持ちよくお返事がなかなか出来ません。

 

相手が誰でも、どんな食事会でも

症状はいつ出るかわかりません

 

先日も

あまり親しくない方々との食事会があり、

「食べないねぇ」と言われましたが

食べないのではなく

食べられないのです

とは言えず

「お腹がいっぱいです」と笑って濁していました

行かなきゃいいじゃないと思う方もいるとはおもいますが、行かないと言えない場面はありますから…

 

精神的な問題からおきる様々な症状や障害

 

そんな障害に対して

私自身は自分のメンタルの癖に向き合い

今現在もコントロールする訓練をしています

長年訓練しても自分を変えることは非常に難しいものです

症状や考え方の癖が無くなるまで何十年かかるのか

そんな思いを抱えつつも向き合い続けていかなくてはなりません。

 

ただ、どんな不安障害の症状に対しても

一人でも多くの理解者がいることで乗り越えやすくなります。

周りの理解が症状を軽くすることもできます。

 

ずっと隠し一人で戦ってきましたが、

年末年始、会食の多い時期

もし「会食恐怖症」で悩んでいる方に

「あなただけじゃないよ」のメッセージが届ばと思い、思い切って告白してみました。

 

2017年から

「日本会食恐怖症克服支援協会」が設立されているそうです。

もし悩んでいたら相談してみるのも大切

 

心の問題は人に相談し難いことですが

人生の長い時間をツラい症状で過ごすことのないよう、一日も早く理解者に出会えることを願っています。

 

最近、よく物を落とす悩み


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最近

脳に問題があるのでは?

と思うような症状が多く

 

特に

「よく物を落とす」

持ったつもりがいろいろ落とす

化粧品

お皿

食べ物

本や書類

 

落とさなくても、つかみそこねたり

 

施術中もいろいろ床に落とすことが増えて

自己嫌悪になることも😭

 

物を落とす以外にも

脳が関係する?の不安は

 

「あっ!鍋に火をかけてた」とか

「買い物に行って同じ物を買う」

もしくは

「メモを持って買い物に行き買うのを忘れる」

「覚えられない」「覚える気力が無い」

「言葉が出てこない」

などなど

数えきれない不安要素

どちらかというと認知機能に問題があるのかも?

という心配があって

脳ドックに行って来ました

 

結果は有難いことに全く異常なし

嬉しいはずですが、

悩んでいる症状は結局老化で片付けられるのか?

何となくしっくりきません😖

 

「更年期世代は物忘れにも悩む時期

今までの自分と比べると、出来ない事が増えて悩む時期です。」

なんて、偉そうに

施術に来てくださる方には説明している私が自分のこととなると冷静に考えることが下手になります😤

 

で、物を落とす=脳に問題?

と思っているところに思いも寄らず

落とす原因について納得のいく説明を見つけました💡

それは

「指紋が薄くなっているから」

なんですって😁

 

年齢とともに薄くなって

乾燥すると更に薄くなって

指先の「触覚」が鈍くなるから

物を落とすのだそうです

 

確かに自分の指紋が薄くなっている自覚はあります。

仕事上、アルコールをたくさん使うし

手を洗う回数も多い

ケアしても追いつかないくらい👐

 

乾燥する季節だと指紋認証スマホが全く反応しなくなります📱

 

 

年齢を重ねると

いろいろな感覚が鈍る

それはしょうがないけれど

 

老眼(視覚)

耳鳴りや難聴(聴覚)

次にきたのが

物を落とす(触覚)の老化

どれも衰えるとツラい感覚

 

これ以上鈍らないように

出来るケアを続けて、

生活の質が変わらないように

老け込まないように

健康的なアンチエイジングを心掛けたいと感じる今日この頃です😌

 

皆さまも

外側から、そして内側からの乾燥ケアを重点的に行って、寒い冬を乗り越えましょう❄

気持ちが沈むから抜け出せない

東洋医学で「秋」は気持ちが沈みやすい季節と言われています🍂🍁

特に理由が無くてもなんとなく落ち込みが続く

生理前の落ち込みがいつもより強い

メンタルのバランスが取れない

 

施術中も溜まった気持ちが溢れ出し

涙が止まらなくなる人が

増える時期でもあります

 

メンタルバランスを崩して

不安な感情を話してくださる方に

少しでも安心してもらうため

伝えるのは

「秋は気持ちが沈みやすいから、苦しくなったら秋だからと思うのも1つの作戦ですよ」

 

そんな声をかけていますが

暦では秋も終わり冬を迎えます

 

最近は「四季」が感じられなくなり

季節の変化が激しく

それとともに

ゆっくり気持ちの変化をさせることが難しい時代になりました

 

新潟を含め

冬の日照時間が減る地区は

秋から続いて気持ちの落ち込みに悩みやすくなります

 

気持ちが落ちている時ほど

客観的に気持ちの整理をする能力も下がります

私自身も気持ちの落ち込みから抜け出すのに苦労していて

自分で自分の心のコントロールを心掛けても

気が付くと心の狭い自分に気付きます

後で後悔するとわかっていても

キツい言葉を言ってしまい

反省してまた落ち込むなんてこともザラ

 

落ち込みから抜け出す

これってけっこう難しい

自分で自分をケアするのも難しい

 

もしそんな風に感じていたら

 

これから迎える冬

このまま落ち込みが続かないように

心の冷えをお灸で温めるのも1つの方法

自律神経を整えたり

免疫力を高めたり

そんな働きも持つお灸の力で寒い冬の落ち込み対策を。

 

人の手のぬくもりも大切

なんとなく気持ちが沈んだら

人の手による

「手当て」もとっても有効です👐

 

 

 

 

 

 

衰えるのはカラダだけじゃない😣


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最近

自分の感情の何かが変化している気がして

例えば

このブログ

ブログを始める前は

ホームページのコラムをブログの代わりにコツコツ書いていたのに

前のようにブログを書こうという気持ちになかなかなれず

気が付けば1ヶ月全く投稿なし

 

書きたい事が無いわけじゃないのに

まとめることにめちゃくちゃエネルギーを必要とする😓

 

あとは

努めて気持ちを平らにと思っているのに

少しのことで気持ちが波立つ

 

バセドウ病になった時

更年期のピークだった時

 

その頃に比べたらましだけど

かなり短気な私がいて

イライラしているのを悟られないようすればするほど小さくイライラ

 

気持ちを静めるのも

若い頃なら単純に楽しいことがあったり

美味しい物を食べたりすれば直ぐに気持ちを戻せたのに

少しの良いこと位じゃ気持ちは静まらず

嫌なことを平気で1週間位引きずったり

 

ドキドキワクワクとか

キュンとするとか

ときめくとか

そんな感情が頭から抜け落ちた残念な感じ

 

とにかく新しく何かを始めるのに

莫大な感情のエネルギーを必要とする感覚

 

そんな時に

感情も老化することを知って

早速本も購入

最初にあった

「感情老化度テスト」では見事なまでに

老化している自分を知りました😱

本を読み進めて

書いてある内容は納得することばかり

 

仕事だって頑張りたい

年齢を重ねているけど、出来れば明るい未来を想像したい

いろいろ諦めてしまうにはまだ早い

回復する手立てがあるなら

努力しなくては

と、若干焦りを感じています

 

40代から60代くらいの方を

「思秋期」と呼ぶのだそうだけど

自分がその真っ只中にいて

たくさんのカラダの変化

とくにホルモンや自律神経のバランスが崩れ

それに向き合うだけでもたいへんなのに

感情まで老化したら老け込むばかり

 

いろいろな年代の方のケアをさせていただく立場としては

ここでなんとか「感情老化」を食い止めて

素敵に歳を重ねようと誓う私でした😆

 

なんとなく感情の変化を感じている

「思秋期」世代の皆さま

感情老化を防いで素敵な人生を過ごしたいですね。

 

8月31日『二日灸の日』

今年二回目の貴重な『二日灸』の日が

明日、8月31日です。

半年間の無病息災を願いお灸をすると

効果が通常の2倍になるという特別な一日


f:id:shinkyu_enishi:20190830094208j:image近くにいると良い香りがします

 

 

新潟県はもぐさの原料である

ヨモギの有名な生産地なんです

そして、最高級のもぐさを製造する会社も新潟県にあります

画像のもぐさは新潟産の非売品最高級もぐさ

製造している方もその方が製造をやめたら最高級もぐさは終わってしまうという貴重な物です

そんな貴重なもぐさを作っているのが新潟県だということを

私も鍼灸師になるまで知りませんでした

 

ヨモギの生産量も多く、最高級もぐさも作っている新潟ですが、「お灸」そのものは浸透しているとは言いにくく

お灸をしたことのある人の方が少ないのでは?

特に若い方はなおさら

お灸って?くらいの認知度ではないかと感じます

あまりオシャレでもインスタ映えもしないかもしれない「お灸」

それでもなかなか役に立つ物なので一度試して欲しいと心から願います🙏

 

冷え性や生理痛

妊活中、妊娠中

肩こり腰痛、膝痛

自律神経の安定

睡眠の質の向上

体力の向上

美肌、リフトアップ

などなど

めちゃくちゃ使える事がたくさん!

興味があるけど使い方がわからないという皆さまにはお灸教室も受付ています

楽しみながら自分に使えるツボを覚えていただけます

マンツーマンでもOK

ご興味のある方はご予約お待ちしています

 

いつでも取り入れて欲しいお灸ですが、

2019年8月31日は特別な一日

是非お灸をお試しください😊

旧暦で数えるので、毎年日にちは変わります。

妊婦さんに優しい鍼灸を目指して


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ある講習会で画像の本の著者の先生と知り合い

あれよあれよという間に

鍼灸で妊婦さんの周産期ケアをする方法を

来年の助産師さんの学会で

鍼灸を認知してもらうための活動をするグループに入ることになり


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どこの会にも所属していない私が

新潟県鍼灸マッサージ師会の方に混ざって

周産期ケアの勉強を始めました

 

初回は新潟市民病院産婦人科医師の基調講演からスタート

なんとなく知ってはいたものの

医師数の少ない新潟県の中でも

産婦人科医が全国で一番少ないのが

新潟県という現実を知りました

 

出産をするにも病院が無い

特に市街地以外ではお腹の大きな妊婦さんが、離れた病院に通わなくてはならない現実

妊娠、出産をすることが普通の事ではなくなっているのが現状なのです

 

そんな現実の中で

鍼灸師が出来る事

それを学び、妊婦さんの心やカラダのケアの安全にお手伝いするため

医学的な知識、基本的な妊婦さんへの対応を学ぶことからスタート

 

まずは妊婦さん体験

体験キットを装着し

いろいろな動作をして

どのくらい動くのがたいへんなのか

どんなサポートを必要とするのか

 


f:id:shinkyu_enishi:20190827182324j:imageあと数年で還暦の妊婦体験



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赤ちゃんの触診を体験するキットを使って

赤ちゃんの位置をチェックする練習

 

このキットはお腹をめくると赤ちゃんが入っていて、頭や背中の向きを感覚的に理解する練習になります。

赤ちゃんの心音もします

とはいえ、本当の妊婦さんに触れると

同じお腹はありません

ハッキリ赤ちゃんの位置を確認出来る様になるのは経験しかないと思いました。

 

それでも普段出来ない体験をさせていただき

とても勉強になり

今現在ケアをさせていただいている妊婦さんへの接し方も見直す機会になりました

 

妊娠中に鍼灸と出合うのは

逆子治療の時がほとんどかと思います

逆子治療に来られる方も、逆子に悩まなければ鍼灸へ行こうと考える方は珍しいかもしれません

それもこれも鍼灸を受けると妊婦さんにどんなメリットがあるのか知る機会が無いからではないかと…

 

鍼灸は元気な時でもOK

年齢も幅広く

赤ちゃんからお年寄りまでOK

心のメンテナンスもカラダのメンテナンスも出来たりします

施術方法も多種多様

100人の鍼灸師がいたら100通りの施術方法があり

自分に合った鍼灸師を探すことも出来ます

妊娠中のカラダのの変化に合わせて施術が出来、ツワリの時もツワリを軽くするお灸などもあります。

 

周産期の勉強会はこれからも続きます

これからの勉強会も

妊婦さんが安心して施術を受けられるよう

そして

鍼灸を受けたことのない妊婦さんが1人でも多く鍼灸施術を受けてくださるよう

しっかり学びます💪